浮気が原因の離婚による親権問題はトラブル続発!?

離婚でよく問題になるのが、子供の親権を巡るトラブル。
夫婦関係は破たんしても、自分の子供はかわいいもの。
親権を手にして子供を育てていきたいと願うのは当然の心理ですよね。

また浮気したパートナーを苦しめたい、パートナーからすべてを奪ってやりたいなど
復讐心で親権を主張する人も増加し、大きなトラブルを招いています。
子供のためにも、まずは親権についての正しい知識を身に着けていきましょう。

親権とは何か?

親権とはその名の通り、親としての権利です。
つまり離婚後、親として育てる権利のことを意味します。

日本では子供の養育は母親が行うことが一般的なため、
母親が親権を得るというケースが多くなります。

ただ、最近では専業主夫の増加や女性の社会進出などにより、
父親が子供の面倒を見ている家庭も多く、
一概に母親だから親権が得られると言えなくなってきているのが現状です。

親権の決め方

親権は実は離婚よりも前に決めなければならないって知っていましたか?
離婚届けには親権者の記入欄があり、離婚届けを提出する際には決定している必要があるんです。
では離婚届けを提出するまでの間に、どのように決めていけばいいのでしょうか。

親権を決める時期

親権を決める時期は、離婚を決めるのと同時に行います。
話し合いで離婚が決定した場合でも、親権問題で衝突があれば、
調停や裁判へと発展してしまうこともあるのです。
子供のためにもできるだけ早く親権を決定して、争う姿を見せないようにしていきたいですね。

ただし早く離婚したいからという理由で、親権者の欄を適当に埋めてしまうと、
後で変更したくても手続きが大変になってしまいます。
ですから、必ず離婚前に親権を決定しておくようにしましょう。

子供の意見は?

離婚して夫婦がバラバラに暮らすことになった場合、
子供にもどちらと住みたいのか意見がありますよね。
こういった意見は、親権に反映される場合があります。

子供の幸せを考えれば、子供が選んだほうを優先することは当然ですよね。
ただし、この意見はある程度年齢が伴っていることが条件となります。

0〜10歳までの場合は、子供の意思はあまり尊重されず、
養育するのにふさわしいほうが選ばれます。
10〜15歳の場合は、子供の発育状況などにより、子供の意見が尊重されます。
そして15歳以上であれば、子供の意見が最優先されるようになっています。

両親が親権で争っていても、子供の意見が反映されればすぐに解決ですね。

親権者になれなくても面会交流権がある

親権が得られなかったとしても、親としての権利がなくなるわけではありません。
そこで一般的に用いられるのが「面会交流権」です。

これは親権を得られなかった親が、子供に会い、子供と交流する権利のことで、
この権利がある以上、離婚後も子供と会うことができます。

親権を取り決める話し合いの際には、この権利を提示して、
「一緒には暮らせなくても会うことができる」
ということで話し合いをつけるケースが多くなります。

面会交流権には特に規定がなく、どれくらいの頻度で会うかや会う時間など、
夫婦の話し合いで自由に決めることができます。

親権を2つに分ける

非常にまれなケースではありますが、親権を2つに分けるというケースもあります。
もともと親権には身上監護者と財産管理権という2つの権利があります。

身上監護者とは、子供の世話をして一緒に生活する権利を持つ者のことを言い、
財産管理権とは、子供の金銭的な問題を管理する権利を言います。

親権問題で結論が出ない場合、母親は身上監護者に、父親は財産管理権をという具合で
2つに分けて解決する場合もあります。

親権を2つに分けることは、離婚してもお互いに親としての意識が高まりやすいというメリットがありますが、
手続きも面倒で、離婚後も子供のことで何度も話し合う必要があるなどのデメリットもあり、
あまり選択する夫婦は多くありません。

親権でトラブルにならないために

親権問題でトラブルをなくすためには、弁護士を介入するのが一番です。
夫婦二人だけの話し合いでは、どうしても揉めるだけで、
話が先に進まないという状況に陥ってしまいます。

物事が効率的に進んでいくためにも、弁護士を介入して決定してもらいましょう。
そして何よりも、夫婦そろって子供のことを一番に考えるというのが最善策です。

日頃のお世話や経済状況、家庭環境などを考慮すれば、
どちらが子供にとって幸せであるかという答えは出るはずです。

ただでさえ離婚というトラブルに子供を巻き込んでしまっているのですから、
親権くらいは意地を張らずに子供のためを第一に考えてあげてもいいのではないでしょうか。

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